樹脂ボトルとガラスビンの選定について。(牛乳、ヨーグルト)2020年10月15日

1ガラスと壜の選定について

今回は樹脂ボトルとガラスビンに関して、ご案内したいと思います。よくお客様から樹脂ボトルとガラスビン

どちらが良いか聞かれることがあります。

最初にお聞きするのが販売されるロケーションと販売したい価格です。

こだわりのおいしい牛乳やヨーグルトですから少しでも高く販売されたいと思うのは当然です。

また観光牧場様など、お客様は非日常をもとめていらっしゃる訳ですので容器も非日常なものが良いかと

思われます。

日常は近くのスーパーやコンビニなどで色々購入するわけですからスーパーやコンビニにない容器を選択しなく

てはなりません。

また少ロッド多品種のラインナップですと付加価値をつけて高く販売しませんと採算ベースにあってきません。

そうなるとガラスビンが最適かと思います。現代社会の方向性にあったリサイクル、エコなボトルと言えます。

洗浄して繰り返し使用出来ます。

弊社のお客様ですが900mlの低温殺菌牛乳を¥1,600で販売しているところも実際あります。

しかしその反面、重い、割れる、洗浄が必要というデメリットもあります。

樹脂ボトルですがガラスビンと紙パックの中間に位置するボトルです。スーパーで安く売られている紙パック

はコスト、生産性優先の為もちろん安く販売されていますし少しチープな感じは、いなめません。

樹脂ボトルはガラスビン程のインパクトはありませんが軽い、割れない、使い捨ての為、洗浄が不要という

メリットがあります。

使い捨てとなるとゴミになる訳ですが樹脂ボトルは石油から出来ておりますので燃料の代わりとなり燃焼します

ので現在自治体によっては燃えるゴミとして扱われております。

但しインパクトの面でガラスビンと同一価格では販売しにくいと思われます。

現代社会では効率や生産性が重要視されがちですのでガラスビンが少しずつ姿を消していっております。

先程述べたようにデメリットのせいかと思われます。しかし反面ではニッチな商品となりますので付加価値が

つけやすいのも事実です。

各乳製品工場様も、さらに便利で合理的な方向へ進んでおりますが競争相手の少ないところに挑戦するのも

ひとつかと考えております。

容器は販売戦略的には非常に重要なファクターとなってきますので慎重な選択が必要となってきます。

弊社では、お客様のお考えにあった、ご提案を出来ればと思っておりますので、もっと詳しくお聞きになりたい

方は是非ご相談頂ければと思います。

 

 

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